経済
「AIブームへの警戒感」も 日経平均株価、一時1200円超下落
12/2/2025
21日の朝、東京の株の市場で、日経平均という大事な株の値段が大きく下がりました。一番下がった時には、1200円以上も下がって、終わりには4万8000円台になってしまいました。これで、株を買っている人たちがとても心配していることがよく分かります。

なぜこんなに下がったかというと、アメリカの株の市場が大きく下がったことが大きな理由です。特に、人工知能(AI)や半導体に関係する会社の株がたくさん売られて、みんなが「危ないかも」と思って売ってしまったのです。午前10時には、前の日よりも1034円36銭も安い4万8789円58銭になりました。
アメリカの大きな半導体会社、エヌビディアの株が下がったことも、東京の市場に重くのしかかりました。アメリカの株が下がると、東京でも連鎖して売られることがあるのです。このため、東京の市場では売りたい人がたくさん出て、どんどん値段が下がっていきました。
市場の専門家は、「AIに関係する株が上がりすぎていたので、その反動でみんなが気をつけるようになった」と言っています。ですから、これからしばらくはみんなが警戒して、様子を見るようになるでしょう。これからは、アメリカの動きや、どんな種類の会社の株がどう動くかを、よく注意して見ていく必要があります。